天理市長岳寺のカキツバタ
5月8日撮影
長岳寺は奈良盆地の東の山裾に沿って続く「山辺の道」のちょうど中間に位置する天理市にあります。
春の花としては4月下旬から5月上旬に咲くヒラドツツジが圧巻ですが、すでにツツジは最盛期を過ぎ殆どが落花していました。
ツツジの後は本堂前の池にカキツバタが咲いてくれていました。
今年は花の時期が少しずつ早く、カキツバタも最盛期を過ぎている様子でした。
池の反対側に回って、池に映る本堂の伽藍を撮りました。この池には鯉が放たれていて池のあちらこちらを回遊してます。毎年長岳寺を訪れる時にはこの写真のアングルで鯉の姿を一緒に写し込もうとするのですが、毎年その試みは達成されません。今度は鯉の餌でおびき寄せようかと、、、
そのうちに風が吹いていて水面がすこし波立ってきました。あ、風止んでくれないかなと思ったら、今度はツアーの団体客がバスで到着し以下の周りを見学し始めたので撮影を一旦中断することになりました。ずーっと待っているとそのうちに団体客がお堂に入って境内が静かさを取り戻し、その頃には風が止んで水面が落ち着きました。
カキツバタの向こうには黄菖蒲が雨に濡れたままの姿で咲いていました。