三郷町 龍田大社の風鎮祭
2018年7月1日撮影
三郷町の龍田大社には風の神が祀られていて、毎年7月の第1日曜日に、あらゆる作物が豊かに実るようにとの祈りを込め風鎮大祭が行われます。祭典後には、剱舞や民踊などが奉納され、最後に火のごちそうである「風神花火」がお供えされます。
男性は上半身裸、女性は白装束で、両手に手筒花火を持ち水平に広げます。花火が点火されると勢いよく火柱が立ち上がり火の粉が滝のように頭上から降り注いできます。
火の勢いが最大になった頃に大きな破裂音がして花火が終わりますが、その間奉納者は花火を掲げたまま動くことがありません。
今年も大雨による災害のニュースが流れています。この風しずめの願いが届いて少しでも被害が大きくならない事を祈ります。