葛城市 諸鍬神社のおんだ祭り
1月9日撮影
葛城市弁之庄の諸鍬神社のおんだ祭りを拝見しました。
神社の敷地から畑をはさんで一の鳥居があります。昔道路工事があって少し移動したと氏子さんが教えてくれました。
本殿の前に忌竹・注連縄で区切られた区画があります。周囲が田んぼの畦のように盛り土がされています。
午後２時からの神事の後、田植えの所作が始まりました。
初めに牛が鋤を引き土を起こします。この牛さんはちょっと背が高いため「もっとかがめ」と声がかけられ、周囲から笑い声が上がります。
つづいて、馬鍬で代掻きをします。
田んぼの準備ができると、氏子さんなのでしょうか、数人が田に入り稲苗にみたてた松葉を植えていきます。
田植えが終わると周りで見ていた人たちが一斉に田んぼに入って松葉をひらいます。この松葉には豊作などのご利益があるようです。
お田植えが終わり3時ころから、ごくまきが行われます。この頃までには境内に大勢の人が集まっています。ふと、お餅は足りるのだろうかとおもいましたが全然心配はありませんでした。びっくりするぐらい沢山のお餅がまかれました。
