下鴨神社 糺の森(ただすのもり)の紅葉
2019年12月7日撮影
京都下鴨神社の糺の森(ただすのもり)の紅葉を撮影に行きました。いつもは奈良を中心に写真を撮っていて、京都へ撮影に行くのはとてもめずらしいことです。まるっきりアウェーな感じたっぷりで、さてさてどう撮っていいのやら、不安混じりで撮り始めました。
下鴨神社の第一摂社河合神社の鳥居です。まだまだ紅葉は残っていました。
こちらの神社はなぜか若い女性の参拝客が多いなと不思議に思っていました。後から調べてみるとご祭神は神武天皇の御母神になる玉依姫命(たまよりひめのみこと)で、美人祈願のほか、安産・育児・縁結びなどの女性の願い事にご利益があるパワースポットして人気があるようです。知らなかったとはいえ、このようなありがたい場所におじさんが迷い込んでは申し訳ないですね。
檜皮葺の屋根を背景としてモミジが綺麗に色づいています。
大きな木の前にモミジが広がっています。白い空がバックのところは色が白く抜けていますが、黒い木の幹が背景のところはモミジの色がしっかり出てきます。明るい部分と、暗い部分の対比で面白い写真となりました。
このモミジが今日の撮影で一番目を引く紅葉でした。糺の森の中でも人通りの多い場所なので皆がこの紅葉の前で記念写真を撮影しています。人が少なくなるまで待って、人が切れた僅かな時間で撮影しました。
大きな嵐や落雷などでその幹が折れてしまったのでしょうか。どっしりとした太い幹だけの御神木が森の中に祀られていました。太古の時代に神様がこの場所に降りてこられたのでしょうか、この場所は人の世界とは違うどなたかがおられるような雰囲気です。