Nikon Z6用L字ブラケット Kirk BL-Z L-Bracket for Nikon Z7 And Z6を購入しました
先日Nikon z6を購入し、z6用のL字ブラケットを今回購入しました。
L字ブラケットはカメラを三脚の雲台に固定するためのクイックシューの一種で、その名が示すようにL字の形状をしています。カメラの縦構図での撮影で雲台を90度傾ける必要がなくしっかり固定できるのが利点です。カメラアクセサリーとしては高価な部類ですが三脚を使うときの安定感や安心感が普通のクイックシューとは段違いで、一旦このタイプを使い出すと他のタイプに戻れません。
L字ブラケットはD700用、D850用、そして今回のz6用とつごう3台目の購入となります。
Kirk 社のL-Bracket for Nikon Z7 And Z6をB&Hから購入
今回はKirk 社のBL-Z L-Bracket for Nikon Z7 And Z6を購入しました。候補としてはRSS社のNIKON Z7 MODULAR PLATESのBZ7-L Ultralight L-Plateを考えたのですが、Webサイトでの商品写真がちょっとわかりにくくてブラケットの細かな形状が見えなかったのでKirk 社を選びました。L字ブラケットでは最近は中国メーカーも台頭してきて、いい製品を出していると思いますが、身近で使っている人がいなく製品の細かな仕上げががわからないの躊躇します。
金属の塊をNC工作機械で切削して造る製品なので製品プライスに人件費が占める割合も少なく、結局は値段相応の品質だと思われます。一旦つけたらつけっぱなしで長く使うアクセサリーだから、そうそう買い直すこともなさそうです。そんな判断でKirk 社のブラケットを買うことにしました。
Kirk の製品なら日本で販売しているスタジオJINさんから購入するのが簡単で安心なのですが、たまたま在庫がなかったのでB&Hの通信販売で買うことにしました。
B&Hでの価格は115$で、それに送料、関税の39.84$を合わせると154.84$となりました。為替レートが110円/$とすると17,032円となりスタジオjinさんの価格¥18,975(税込み)からはちょっと安めとなりました。
B$Hからの配送は安いFedEx International Priorityを選びました。2月18日に注文したら、途中にSabbathの安息日を挟んで2月28日の到着予定です。
到着まで10日間もの長い待ち時間があるので、毎日DHLの荷物追跡サービスで楽しむことができます^^)。
ブラケットが届いた
届いたブラケットの写真です。薄めのクッション封筒に入って届いたブラケットは値段の割にはかんたんなポリ袋に入っていました。まあ壊れ物じゃないのでこれでいいのでしょうけどね。
L字ブラケットと言うぐらいですのでL字の形状をしています。
ブラケットの材質は6061-T6アルミ合金で熱処理型の耐食性合金です。強度、耐食性に優れていて、構造用材として使われます。表面はアルマイト処理されていてとても滑らかな質感です。加工はかなり丁寧でもちろん不快なエッジなどはありません。
背面にはボディに取り付ける際に使う六角レンチがセットされています。一般の三脚に取り付けるための三脚ネジ穴の隣に正体不明の何かを接続するための穴があります。Kirk のWEBで調べてみるとこれはQDソケットという部品で、カメラのショルダースリング(カメラのストラップですね)を接続するときに使われます。
Amazonで探すとこんなのが出てきました。サバイバルゲームの人たちが銃にベルトを付けるときに使っているソケットのようです。これからカメラの世界でも流行るのかな?
z6に取り付けてみた
6角レンチを使ってz6に取り付けてみました。さすがにしっくり寸法が収まっています。
カメラの背面の様子です。カメラストラップ環も干渉することもなくきれいに収まっています。サイドのコネクタ類へのアクセスはD850の時よりやりやすくなりました。これはD850のコネクタのゴム蓋が横開きであったのに対して、z6のゴム蓋が縦開きになっていることに起因しています。
三脚に取り付けてみた
L字ブラケットを取り付けたカメラを三脚に取り付けます。この三脚の雲台はRRS(Really Right Stuff)の自由雲台BH-40のレバーリリースタイプです。BH-40もKirk のL字型のブラケットもアルカスイスタイプですので問題なく装着することができました。
自由雲台をあちこちの方向に動かしてみましたが、L字ブラケットと干渉することはありませんでした。
FマウントのレンズをマウントアダプターFTZで取り付けました。FTZが雲台やL字ブラケットと干渉することはありません。