御所市高天の橋本院のハス〜初夏の花は初夏の光で〜
2020年7月16日撮影
五條市の生蓮寺のハスを鑑賞してから御所市高天の高天寺(たかまでら)橋本院に移動しました。葛城古道からつながる橋本院はこの時期アジサイやハスが咲くことで観光客に人気のあるお寺さんです。
橋本院はこの場所からの写真がよく撮られています。さすがにこの日当たりの良い場所のアジサイには時期が遅かったようで、すこし花の痛みが気になります。
アジサイの花の上にカマキリの幼虫が
「アジサイはちょっと遅かったですね」と話をしていると「そこの藪の中にヤマユリが咲いているよ」と教えてもらいました。
今日の一番元気だったのはこのヤマユリです。初夏の光を受けてキラキラと咲いて、その元気さに圧倒されそうです。
「今年は天候が不順でハスの花付きはいまいちなのです」と申し訳無さそうにおっしゃっていましたが、十分美しく咲いています。
咲いたばかりのハスの花弁をアップで狙ってみました。
こちらの花はヤブカンゾウですか。夏の花らしい鮮やかなオレンジ色でその存在を主張しています。やっぱり夏の花は夏の光の中で撮るものですね。
葛城古道のほうへ歩いていくと、アジサイに囲まれた木立の中に古びたベンチが置かれています。来シーズン、アジサイがしゃきっと咲いている時期にもう一度撮りにきたいものです。
このお地蔵様も来シーズンへの宿題ですね。