御所市伏見のヒガンバナの池
2020年9月28,29日撮影
葛城地方のヒガンバナで最近目立って撮影する人が増えてきたのが御所市伏見の池です。特に今年は写真誌に著名写真が作品を発表されたので一層人が増えたように思います。
東面が開けた丘陵地帯に丸いため池があって、その池の周囲をネックレスのようにヒガンバナが飾っています。朝日と絡めて撮ったり、早朝の山並みや、雲海を絡めたり、なんともフォトジェニックな作品が生まれるポイントです。
昨年も撮影していますのでこちらからご覧ください→御所市のヒガンバナ
かなり頑張って早い時間に到着したつもりでしたが、時はすでに遅く、良いポイントは多数の三脚で占められて隙間がありません。仕方なく端っこの方から撮影となりました。
この日は朝日が顔を出す頃にダイナミックな雲が広がったので雲を大きく撮影しました。昔は池の表面を覆うアオコが少なかったので空が池に写り込んで、それはそれは美しい写真が撮れたようです(そんな時代はしらんけど)
このアオコが増えてしまった池も現実の姿なので、それはそれでいい雰囲気に見えます。
帰宅して現像してみると、細かなミス気にづいたり、写真がいまいち脳内のイメージと違うなと気になりだして、翌29日に撮り直しに行くことにしました。
次の日に撮った写真がこんな感じです。
昨日の写真と比べて、集落の明かりがまだ残っている夜明け前の静かな感じがでていて、こちらのほうが好みの写真となりました。
この場所は、狭い場所でありながら近年あまりにも有名となって人が多く集まるようになりました。撮影場所は前にガードレールがある狭い路側帯で、撮影しているすぐ後ろを自動車が半端ないスピードですっ飛んで行きます。くれぐれも車に引っ掛けられる事故が起こらないよう背後に注意して撮影して下さい。