大神神社の卜定祭(ぼくじょうさい) 〜そうめんの卸値が占われました〜
2021年2月5日撮影
今日は三輪そうめんがテーマとなったようで、午前中に三輪でそうめんの寒干しを見てから、午後には大神神社の卜定祭(ぼくじょうさい) を見せてもらいました。
卜定祭ではそうめん産業の方々が参列するなか、今年のそうめんの卸値が占われます。むかし三輪の町には市場があり、穀物の相場を占っていたと言われますが、卜定祭はその伝統を引き継ぐものです。
生産者や販売業者が昇殿参拝されるなか神事がおこなわれ、巫女さんの舞が奉納されました。残念ながら人垣に囲まれて境内からはよく見えません。拝殿に上がらないと撮影は無理ですね。
卸値が「高値、中値、安値」のなかから今年のご神託は「安値」ということです。
例年なら拝殿前にて「三輪そうめん掛唄」が奉納されるのですが、今年は新型コロナの感染防止で中止となりました。