薬師寺あたりを散歩する
2021年10月28日撮影
奈良市尼辻西町にある垂仁天皇陵,正式には垂仁天皇菅原伏見東陵(すいにんてんのう すがわらのふしみのひがしのみささぎ)で見たいものがあって行ってきました。見たいものは時刻的に見れなかったので御陵の周りを散歩することに。
この日は歩いていると汗ばむ陽気の1日でした。御陵の周りにはところどころ畑があってアワダチソウとコスモスの中で多くのスズメたちが秋の日差しを浴びて群れています。こちら人間様はコロナ禍ということでマスクをつけて生活していますが、スズメ達はソーシャルディスタンスって関係なかったようです。
人間もそろそろ普通の生活に戻りたいものです。
友達がこの写真をみて「空也上人みたい」とつぶやいたけどとてもおもしろい発想ですね。
天気が良かったのでこんな日は薬師寺伽藍を撮影しておこうと思い立ち薬師寺を参拝しました。
まずは金堂にお参りして、
西僧坊で特別公開されている東塔の水煙の飛天さんを見ます。東塔の水煙をみると昔習った
會津八一の「すゐえんの あまつをとめか ころもての ひまにも すめる あきのそらかな」という歌と
佐佐木信綱の「ゆくあきの やまとのくにの やくしじの とうのうえなる ひとひらのくも」という歌が頭の中に浮かんできます。 なお水煙の特別公開は2022年1月16日までです。
今日はたっぷり時間があったので玄奘三蔵院も参拝しました。玄奘三蔵院にきたのはこの「不東」の扁額を見たかったからです。