奈良きたまちのランドマークを彩るきたまち宵あかり〜きたまちといろ2022〜

2022年9月11,12,14日撮影

2022年9月9日(金)～15日(木)に、近鉄奈良駅の北側のエリア「きたまち」で、魅力たっぷりのイベント「きたまちといろ」が開催されした。
「きたまちといろ」は、きたまちでお仕事や様々な活動をされている、きたまち大好きな人たちが集まり、手造りで創り上げるイベントです。
イベント紹介のWEBはこちらから→きたまちといろ2022

期間中はきたまちのあちこちでイベントが催されてどこに行こうかと目移りするのですが、今回は夜の「きたまち宵あかり」を撮影してきました。

こちらは、「きたまち宵あかり」の転害門会場です。東大寺転害門（てがいもん）は奈良時代の遺構で国宝に指定されています。東大寺は平重衝(たいらのしげひら)の南都焼討や三好・松永の戦いで大火にさらされましたが、この転害門は奇跡的に焼け残りました。
18:30頃に転害門前の芝生の広場にカラフルなランタンが灯され、マジックアワーの青い空を背景に転害門が浮かび上がります。

設置されたランタンは開催前から始まったランタン作りワークショップに参加者された方々が作ったランタンです。ワークショップは奈良はもちろん東京でも開催され、昨年は約200個、今年約400個作られたと聞きます。
自分が作ったランタンが会場で灯されるってとっても素敵ですね。

こちらは、旧奈良監獄会場です。
旧奈良監獄は1908年(明治41年)に建てられた建築物で「明治五大監獄」として唯一原形を保っています。明治政府の威信をかけて建築されたレンガ建築で竣工から100年以上の歳月が経過していますが、その威厳と美しさはますます増しています。

その歴史的価値から重要文化財として指定されており、近々ホテルとして生まれ変わります。ホテルが稼働し始めるとこのようなランタンをつかったイベントが開催されるかどうかは定かではありません。

こちらは、奈良公園バスターミナル屋上です。屋上の芝生スペースにランタンが置かれています。いかにも奈良らしい夕焼け雲が広がり興福寺五重塔がシルエットのアクセントとなっています。

これは奈良県庁の建物です。直線でシンプルな造形で今まではあまり写真を撮ることはなかったのですが、このように夕焼けの中で撮るとロマンチックな雰囲気となりました。