高取町斉明天皇陵から明日香中尾山古墳の紅葉を巡る
2022年11月25日
紅葉シーズンも真っ盛りとなってきました。今日は高取町の斉明天皇陵から明日香村の中尾山古墳の紅葉を見てきました。
高取町車木の斉明天皇陵の紅葉
高取町の車木ケンノウ古墳は宮内庁により斉明天皇陵として管理されています。2010年の明日香村教育委員会の発掘調査で、明日香村大字越にある牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)が斉明天皇陵である可能性が高まってきています。
飛鳥の歴史を読み直している時に、斉明天皇-天智天皇-天武天皇-草壁皇子-大津皇子あたりの関係がきっちり把握できずに混乱します。困ったときは朝日新聞のこの記事に書かれた系図を参考にして頭の中を整理しています。
http://www2.odn.ne.jp/kofun/kosidukagomon.html
斉明天皇陵は紅葉が美しいと聞いて高取町車木ケンノウ古墳へ行きました。古墳のふもとから急な坂道が続きますがきれいな石段が整備されています。石段を上り詰めると斉明天皇陵があり、紅葉がちょうど見頃を迎えていました。
濃い緑に囲まれたもみじの木に光が差し込み、もみじ葉が透過光で輝いています。
紅葉の木が少なくてもこんな撮り方をすれば豪華な感じがします。
訪れる人が少ないのか、石段には紅葉した葉っぱが隙間なく敷き詰めれらています。
明日香中尾山古墳の紅葉
中尾山古墳は明日香村平田にある古墳で、飛鳥歴史公園高松塚地区の中にあります。古墳の形状は三段築成の八角墳で、第42代文武天皇の陵という説が有力視されています。
古墳の周りはモミジの木に囲まれて遊歩道が整備されています。
色とりどりの紅葉に囲まれてゆっくり散歩を楽しむことができます。
飛鳥歴史公園高松塚地区には駐車場も整備されているので紅葉鑑賞にはおすすめの場所です。