調田坐一事尼古神社の境内の池でカルガモが生まれました
2023年5月9日撮影
葛城市の近鉄尺土駅の南にある調田坐一事尼古(つくだにますひとことねこ)神社の境内の池でカルガモのヒナが誕生しました。宮司さんのお話では平成17年から毎年神社の掘りでカルガモが産卵をするようになったとのことです。
池の中ほどに小さな島があり、ここがカルガモの巣になっています。母親のお腹の下で遊んだり、親子で仲良く泳ぐ姿を参詣者たちが見守っています。
毎日見に来ている人に聞くと、この子どもたちは5月5日に孵化したそうで、今年は令和5年なので5並び誕生日のヒナたちです。
おもちゃのラバーダックそのままの可愛らしさで、お母さんと一緒に池を遊び回ったり、お母さんのお腹の下で休んだりと見ていて飽きません。昨日は11匹いたのですが今朝は1匹いなくなったようです。カラスとかに襲われたのかもしれません。
お母さんに付いて泳ぐ子らもいるのですが、ときどき勝手に堀のあちこちに行ってしまいます。元気いっぱいのやんちゃ盛りのヒナたちです。
そのうちにお母さんが池の石垣を登って土手に上がりました。遊んでいたヒナたちはお母さんを追いかけて危なっかしい足取りで石垣を登ってい行きます。成長の遅い2羽のひなが登れずに池に取り残されていました。
ひな達がみんな土手に登れるようになると、この家族は池を離れて他の場所に移動します。この親子たちがこの池にいるのもあと僅かです。
遊び回って疲れたのでしょうか。みんなお家に帰ってきました。