大淀町世尊寺、御所市森脇のヒガンバナ
2023年9月26日撮影
ヒガンバナの開花シーズンは短くて、さらには咲き始めるとすぐに白化がはじまるので撮影に適している期間はごく限られてます。そんな短いシーズンの中まだ訪れていない目新しいヒガンバナの撮影ポイントを探すのが毎年続いています。
とはいえ、この大淀町世尊寺と御所市森脇のヒガンバナが特に好きで、何回も行った場所なのですがシーズンが終わりそうになると、やっぱり行かなくちゃと思い立ち撮影に出かけました。
過去の投稿(2022/09)→大淀町世尊寺のヒガンバナ
過去の投稿(2021/09)→明日香村から御所市へ彼岸花の撮影に行ってきました
過去の投稿(2020/09)→葛城のヒガンバナが最盛期を迎えました
過去の投稿(2020/09)→御所市森脇から高取町へ〜田園風景のヒガンバナ〜
大淀町世尊寺のヒガンバナ
世尊寺は大淀町にあり、聖徳太子建立48ヶ寺の一つとされる「比曽寺跡」に建ち、数多くのヒガンバナが咲く静かなお寺です。
西塔跡の周りはヒガンバナが群生しておりきれいな順光と木々から落ちる影がヒガンバナを際立たせています。
白い彼岸花はすこし最盛期をすぎていました。なんとか際どくセーフです。
山門の横にもヒガンバナの群生が。
御所市森脇のヒガンバナ
シーズンが終盤ですがまだまだ多くのカメラマンが訪れている一言主神社から少し東の方に走ると美しい田園とヒガンバナがあります。ここまでやってくるとカメラマンは私一人がけですこし心細くなってきます。
この日は空がきれいに澄み渡っていたので形の良い雲を撮ってみました。
しばらく風景を楽しみながら写真を撮っていると、田んぼの細い脇道へ突っ込んでいくセローが見えたので追いかけたらこんなところでした。野焼きの煙が田んぼに流れて秋らしい雰囲気です。秋の野焼きの煙は大好物なんです。
葛城山に夕日が入っていくとヒガンバナがきれいに逆光に浮かび上がりました。この写真は現像ソフトでちょっとシャドー部を起こし、実際に見た印象に近づけています。