大宇陀の松山地区をあるく〜遠い昔の記憶が残る街〜

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2023年10月4日撮影
今日はお友達に誘われて宇陀市大宇陀の松山地区をカメラを持ってぶらぶら散策してきました。
大宇陀には親戚があったので子供の頃からよく遊びに来ていた街です。松山という地名も「まつやま」ではなく「まっちゃま」と発音するほうがしっくりきます。

宇陀松山城の城下町として発展してきた街で、宇陀地方の経済、文化の中心地として繁栄し、江戸から昭和までそれぞれの時代の古い町家が連なっています。

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今日は観光ポスター的な写真ではなく、子供の頃に、いとこの子たちと一緒に走り回った街並みを思い出しながら歩き、なにか心に引っかかったものを撮るという撮影です。

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自転車屋さんなんですが、表にかけてあるホイールがマニアっぽいな。酒類販売の免許があるけど元々はどんなお店だったんだろうな。

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明かり採りの窓から薄ぼんやりと光が差し込んで天井のファンを照らしています。思いの外室内が暗くて遅いシャッターを切ったら手ブレ写真となりました。手ブレの具合が、なんかはっきり思い出せない昔の記憶に似ています。

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看板の表面のクラックがいい雰囲気を醸し出しています。

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大きなお家の中庭です。波打った古いガラスに映り込む風景がノスタルジックでした。