宇陀市榛原 墨坂神社の秋季大祭
2023年11月3日撮影
宇陀市榛原の墨坂神社の秋祭りを拝見しました。秋祭りは11月2日の宵宮祭、11月3日の本宮祭と2日間行われ、榛原の町全体がお祭り一色に包まれる華やかな行事です。11月2日の宵宮祭で旧社地であるお旅所(西峠付近の天の森)にお渡りした神輿が、3日の日に現在の社地まで帰還渡御巡行をされます。
還幸の一行が御旅所から榛原の中心部に戻ってこられました。ここからさらに墨坂神社まで神輿は巡行されます。
神輿に続いて勇壮な太鼓台が続きます。
墨坂神社のWEBによりますと、
福地・上之町・宮本・東町稲荷の4基の太鼓台が近鉄榛原駅前広場で練り合わせを行った後、福地に鎮座する椋下(むくもと / くらげ)神社に宮入する福地太鼓台を除く、上之町・宮本・東町稲荷の3基が墨坂神社に宮入し、勇壮な太鼓台が激しく煉り合せ(担ぎくらべ)する姿は圧巻です。
と書かれています。
太鼓台が次々と墨坂神社に向けて宇陀川の橋を渡っていきます。
3基の太鼓台が神社の境内に入り激しい煉り合せが続きます。エネルギッシュな練り合わせが長い間続き、観客も含めてお祭りの熱気が境内を埋め尽くしていきます。
2,30分も続いたでしょうか、激しい煉り合せもどうにか納まり、みんなお楽しみの餅まきが始まりました。
太鼓台の迫力もすごかったのですが、餅まきではお餅があちこちから飛んでくるしお餅の量もとんでもなく多いのです。とてもスケールが大きくて熱気たっぷりの秋祭りでした。