晩秋の桜井市聖林寺を訪ねて

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2023年11月30日撮影

晩秋の桜井市聖林寺を訪ねました。俳句の先生からは「とっくに立冬は過ぎています」と言われそうですが、気候的にはまだ冬という感じはないですね。聖林寺では11/1から「聖林寺 秘宝マンダラ展」が開催されていてなんとか最終日に来ることができました。

駐車場から坂道を上がっていくと真っ赤な紅葉のお出迎えがありました。

山門をくぐってお寺に入ります。
秘宝のマンダラをじっくり鑑賞してから、境内のナンテン、千両、万両などを拝見しました。

境内のあちこちでナンテンなどが赤い実をつけています。ちょうどいい時期に来れたようです。

これは千両です。赤い実が葉より上に付いていて、葉っぱの縁がギザギザになっているのが見分けるポイントです。

万両は葉の下に赤い実を付けています。

聖林寺といえばなんといっても国宝の十一面観音立像が有名ですが、境内にも十一面観音の石仏がおられます。夏はサルスベリの花が観音像を飾り、この時期はナンテンの赤い実が観音像をいろどります。

本堂から坂を登っていくと大師堂があります。おおきなモミジの木に包まれて静かな時間が流れています。

こちらはめずらしい黄実の千両です。

こちらもめずらしい白のナンテンです。
見たかった秘宝マンダラ展もやっと最終日に来ることができて、さらには冬でも濃い緑の葉に赤い実をつけるナンテンなどの縁起木をたくさん見ることができました