葛城市當麻寺の練供養会式
5月14日撮影
葛城市の當麻寺は中将姫ゆかりのお寺で中将姫が織ったとされる當麻曼陀羅がお寺のご本尊とされています。
毎年中将姫の命日とされる5月14日には中将姫が極楽浄土に導かれ様子を再現するお練り供養会が行われます。
今回はすこし遅刻して當麻寺についたのですでにお練り供養が始まっていました。来迎橋の両脇は見学する人でいっぱいとなっており撮影する場所はまったく空いていません。人の少ないところをうろうろ探していると、地面から来迎橋までの高さが高いところは観客が少ないことを発見。写真のアングルがかなり上向きになるのですが仕方ないですね。
カメラを構えてかなり背伸びすることで娑婆堂から極楽堂に向かわれる観音菩薩をカメラに収めることができました。
とっさの撮影だったのですが中将姫のお顔が正面に見れて、タイミングよく三重塔と絡めることができました。
観音菩薩(すくい仏)様に続いて勢至菩薩(おがみ仏)様です。
この後、二十五菩薩さま、雅楽の方、僧侶の方、お稚児さんなどが続いて極楽堂に戻られます。最後に中将姫をお運びしたお神輿が戻ってお練り行事は終了となります。
5月14日行われる練供養会は今年が終わりで、来年からは4月15日に行われます。
1ヶ月早くなると周りの木々の様子も太陽の位置も替わりますので今年までとは違う雰囲気の練供養会になりそうです。