平城京天平祭・天平たなばた祭りで石見神楽を見学
8月25日撮影
用事があって平城京跡に出かけたところ、ちょうど天平たなばた祭り(8/24-8/26)が開催されていて、その中で石見神楽を見ることができました。
中国地方の島根県から広島県にかけてたくさんの石見神楽の団体が存在しているようで、今回演じられたのは島根県浜田市から来られた石見神楽長澤社中さんです。神楽の演目は「神武」でした。
神楽の内容について会場では丁寧な解説がアナウンスされていたのですが、私が古事記・日本書紀をほとんど読んでいないので、神武天皇の東征の物語をしっかりと理解できておらず、せっかくの説明も半分くらいしか頭に入らなかったようです。
wikipediaなどネットからの知識を総合すると、
「日向の国を治めていた磐余彦尊(いわれびこのみこと)は、東方の美しい地で国を治めようと大和の国へ赴きます。長髄彦(ながすねひこ)との激しい戦いでは金鵄(きんとび)の助けで勝利し、橿原の地を都と定められました。」その長髄彦との戦いを神楽で演じられたものです。
神楽では激しい戦いの様子を演じられていて、綺羅びやかな衣装が平城宮跡に夕日に映ってとても印象的でした。少し長めのシャッター速度を選んで激しい戦いを表現してみました。