新薬師寺の修二会〜天下泰平を祈る〜
奈良市高畑町にある新薬師寺では毎年毎年4月8日に修二会が執り行われます。
東大寺二月堂の修二会と同じように御本尊の薬師如来様に天下泰平を祈る業法があり、入堂する僧侶の道明かりとして11本の松明が先導します。
新薬師寺の修二会は桜の花の時期と重なりますので、穏やかな雰囲気が境内に漂います。
松明による入堂は午後7時から行われます。
新薬師寺の松明は東大寺二月堂の修二会でお見かけする童子さんたちによって担がれます。
二月堂の松明に比べてより近くで見ることができます。
新薬師寺のお松明は二月堂と異なりゆったりした動作が主なのですが、今年は風が強くて童子さんも担ぐのに苦労をされていたように見受けられます。