奈良の夏の幕開け〜喜光寺のハス〜

2019年6月26日撮影

梅雨の時期を彩るアジサイの花期が終わる頃にハスの花が咲き始めます。今年は梅雨入りが遅れていてまだ近畿地方は梅雨入り宣言を聞いていないのですが、梅雨にまだ入っていないうちにあちこちのハスの花の写真をネットで見るようになりました。

奈良のハスといえば奈良・西ノ京ロータスロードが有名です。西ノ京の一帯でハスで名高い4つのお寺さん「西大寺」「喜光寺」「唐招提寺」「薬師寺」をつなぐ道はロータスロードと名付けられ、ハスの花を求めて順番にそれぞれのお寺さんを巡る方が増えています。ロータスロードをたどるには四ヶ寺をめぐる共通拝観券がお得で便利です。

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毎年ハス巡りは「喜光寺」さんからと決めていて、今年もマイルールに従い喜光寺さんにお参りしました。

喜光寺さんの本堂は、東大寺造営の際に大仏殿を作るための試みとしてとして建てられたと言われてとおり、その伝承から「試みの大仏殿」と呼ばれています。

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喜光寺さんのハスはこの石の仏様を背景に撮るのが定番の撮り方で、毎年このアングルで写真を撮影しています。

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たくさんの鉢でハスが育てられています。まだハスの時期的には早いようですが、容易にきれいに咲いているハスを見つけることができます。

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ハスの花を鑑賞するのは朝の早い時刻がいいようです。この日は開門時刻の午前9時に訪れましたが、7月の土曜日、日曜日は午前7時に開門して下さいます。

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また、今年の特別なニュースとして四天王の「さとがえり」があります。
奈良大学で解体修理・補作が行われた木造四天王像から墨書銘文が発見され、これらの四天王像が菅原寺(喜光寺)に安置されていたことが確認されました。2019年5月2日から9月2日まで、奈良大学の協力で150年ぶりに喜光寺で四天王を拝観することができます。

なんとこの喜光寺では御本尊も四天王様も撮影が可能です。マナーを守り、他の参拝されている方に迷惑をかけないよう気を付けながら撮影しましょう。 なおストロボ・フラッシュは禁止です。