あちこちで出会ったハスの花たち
2019年7月撮影
ハスの花が真っ盛りの季節となり、さてどこのハスを撮ろうかとあれこれ迷うこの頃です。
もちろんハスの名所として有名どころの「藤原宮跡」や「ロータスロード」を訪れるのもいいのですが、なにせ人気の高い蓮の名所だけあってカメラマンさんが多すぎてゆっくり写真を撮れません。
奈良のあちこちを歩いてみると、「藤原宮跡」や「ロータスロード」ほど有名な所ではありませんが、きれいなハスに出会うことがよくあります。今回はそのようなハスをまとめてみました。
奈良文化財研究所 藤原宮跡資料室のハス
2019年7月28日撮影
こちらは藤原宮跡のハス園から500mほど東に位置する奈良文化財研究所藤原宮跡資料室のハスです。資料室の建物と横の水田の間にハスが植えられていて、水田の稲穂を背景としてハスの花を撮ることができます。
朝の早い時間帯に訪れたので、朝霧につつまれたしっとりとした雰囲気のハスを見ることができました。
山の辺の道のハス
山の辺の道を歩いていて見つけたハス園です。あれ?こんな所にハスがあったかなと思いながら見ていたら幸運にもこのハスのオーナーさんに出会うことができました。オーナーさんのお話によると今年から栽培し始めたということでちょうど花が咲き始めたようです。
オーナーさんに許可を頂いてあぜ道からハスを撮らせていただきました。ハスの花の向こうをJR桜井線の電車が走り抜けていきました。
御所市楢原 番水の時計のハス
2019年8月16日撮影
このハスは御所市楢原の九品寺のすぐ横で栽培されているハスです。ハスの横には各農家の田んぼに水を入れる時間を計る「番水の時計」があります。
このあたりは東海自然歩道でもある葛城古道で少し高台になっていますので奈良盆地を一望することができます。