サルスベリを求めて東吉野村まで
2020年9月5日撮影
今年は奈良県各所のサルスベリを巡っています。今日は東吉野村のサルスベリを巡りました。
今日は猛暑がぶり返してとても気温が上がっています。眼下を流れるのは高見川、とても涼しそうな川の流れなのでバイクを止めて撮影。川面と山影の輝度差が大きすぎて適正露出がぜんぜん判りません。
東吉野村狭戸 巌泉寺のサルスベリ
小川から丹生川上神社中社を越えて大又方面へ向けて走っていると右手に見事なサルスベリが見えました。ここは東吉野村狭戸という集落で巌泉寺という曹洞宗のお寺さんです。
サルスベリはとてもきれいに咲いているのですが、完全な逆光で、ファインダーもモニターも何も見えません。このサルスベリは午後からが撮影しやすいと思います。
向かいの山を背景にすると、青空、緑の杉林、ピンクのサルスベリと見事な色の対比となりました。
東吉野村大豆生 ふるさと村のサルスベリ
巌泉寺からさらに2,3Km進むと大豆生(まめう)に入り、ふるさと村が見えてきました。ここは旧八幡小学校で明治時代に建てられた木造二階建ての立派な校舎です。
小学校に桜という取り合わせは多いのですが、小学校にサルスベリという珍しい取り合わせです。でも木造校舎にしっかりマッチしています。この小学校の生徒さんは勉強しながらサルスベリの花を眺めていたのでしょうか。
すぐ下の川では、家族連れが川遊びをしています。今日は東吉野村のあちこちで川遊びをたのしむ家族連れを見ることができました。
東吉野村大又 七滝八壺へ
ここまで来たら有名な「七滝八壺」が近いので寄ることにしました。七滝八壺は大又川にそそぐ7つの滝の総称で「平成の名水百選」にも選ばれました。
道路から上がってすぐに滝が見えてきます。あまりに近すぎてちょっと拍子抜けするぐらいアクセスがいい場所にあります。
この滝はちょっと身を乗り出さないと写真に収まりませんでした。
東吉野村大字木津 宝蔵寺のサルスベリ
宝蔵寺はしだれ桜の名木で有名なお寺で、東吉野村大字木津にあります。しだれ桜を撮影するためにいままで2,3回訪れているのですがサルスベリの木があることはまったく知りませんでした。(まあ、桜は4月ですから気が付かないのも無理がありません)
なるほど、たしかにしだれ桜の大木の横でサルスベリが咲いています。
サルスベリも桜も大きな木なので本堂がすっかり隠れてしまいます。あちこちアングルを探したいのですがサルスベリと本堂がいいアングルに収まりません。ドローンで高いポジションから撮ってみたいですね。