吐山から宇陀市の紅葉を求めて〜吐山の城福寺、室生の西光寺、大野寺〜

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2020年11月10日撮影

時期的にはイチョウが散りはじめて紅葉の紅葉が進んでくる頃です。イチョウと紅葉狙いで奈良市吐山経由で宇陀市を訪ねました。

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榛原から吐山方面にR369の坂道を登るときに右手には額井岳(ぬかいだけ)が見えてきます。額井岳は大和富士とも呼ばれている美しい山です。独立峰でなくすぐ脇に山があるので富士山とはちょっと容姿が違うかな(あくまでも個人的感想です)
山腹の広葉樹が様々に色付いていています。

吐山の城福寺

R369の坂道の香酔峠を超えるとすぐ吐山に入ります。目指す城福寺はR369を離れ1Kmほど西に走った小高い丘の上にあります。

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城福寺への道を振り返って見ました。なんともいい感じの小道でした。

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本堂前の石段の上には大きなモミジの木があり紅葉がかなり進んでいます。大きなモミジの木で広角レンズでもその全容が収まりません。かなり真上を見ての撮影になっていて、どこが水平なのかよくわかりません。かなり適当なところでシャッターを切っています。

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モミジの横にはそれ以上に大きな銀杏の木があります。この写真は広角ズームの20mmぐらいで撮りました。

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銀杏の木の下には石仏が祀られています。石仏の周りはイチョウの落ち葉絨毯となっています。まだ辛うじて葉っぱの隙間から地面が見えていますが、2,3日の間で隙間なくイチョウの葉で埋め尽くされてしまうのでしょう。

室生無山の西光寺

吐山町の下部(おりべ)神社によってみましたがすでにイチョウは散っていたので、無山の西光寺を訪れました。

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こちらのイチョウもかなり大きな木でイチョウの木を目印に西光寺に着くことができました。樹高はともかくかなり太い幹が印象的です。ご住職にお話を伺うと樹齢は400年ぐらいとのこと。

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境内は見事なイチョウの絨毯となっていました。この日は風が吹いていたので撮影中も盛んに落ち葉が舞ってきます。こんな時は動画で撮ったほうがいいのでしょうね。

大野の大野寺

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西光寺の大イチョウを堪能した後、室生大野の大野寺を訪れました。

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大野寺の宇陀川対岸の岩壁には大きな弥勒磨崖仏が線刻されています。平面的に切り立った岩肌に線刻された磨崖仏ですのではっきりその姿を見るのは難しいのですが、13.8mと国内で最も高い磨崖仏を足場のない場所で掘り上げる苦労は大変なものだったのと想像します。

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ちょっとアップすると仏様の姿がよく見えてきます。