五條市大澤寺(だいたくじ)の紅葉
2020年11月22日撮影。
大澤寺(だいたくじ)は奈良県五條市にあるお寺で約1300年前に役小角(えんのおずぬ)が開いたとされています。大澤寺へは五條市から河内長野へ抜けるR310の途中から左手に入り、ちょっと車同士の離合が難しそうな山道を上っていくと程なく到着します。
お寺に着く少し手前に大澤寺の石標が建てられていました。後ろの竹やぶがいい雰囲気を醸し出しています。
密集して直線的に生えている竹と、斜めに上方から左に伸びている枝が面白い対比となっています。紅葉が赤くなりすぎずまだ青い葉の色を残しているので画面全体が清涼で静かな雰囲気となりました。
お寺の壁沿いでは手前のモミジはすでに葉が落ちていました、向こうのモミジはこれから紅葉が始まるところです。同じような場所に生えているのですがこんなに紅葉の進み具合が違うのですね。
境内には青竜ノ池があり、向こうに太鼓橋が見えます。
この日は本堂の前で10名ぐらいのグループが錫杖を振りながら般若心経を唱え、お経が終わると法螺貝の練習、それが終わるとリーダーのお話が続きました。何か修験の鍛錬かもしれません。そしてリーダーのお話が終わると般若心経、法螺貝の練習がまたはじまりました。なかなか本堂には近づけません。
結局本堂に参るのは諦めて、駐車場の紅葉を写真にとってお寺から下山することになりました。