田原本町 村屋坐弥富都比売神社の御田祭り
2021年2月11日撮影
田原本町にある村屋坐弥富都比売神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)で御田祭りが行われました。新型コロナウイルスの感染防止のために各所の催事が中止になったり、関係者だけで執り行われることが多いのですが、ここ村屋神社さんではかなり感染防止に配慮されて御田祭りが開催されました。
拝殿前の境内の四方に忌竹をたて、そこを田に見立てて御田祭りが行われます。神職による祝詞のあと、田の端に水口が作られて、水口祭が行われます。
鋤を使って田の畦が切られます。
畦きりの後、備中鍬で田起こしが始まりました。
三宝に盛られた籾が空高くまかれます。
御田祭りの主役とも言える牛が唐犂(からすき)で田おこしをします。
平鍬で畦を塗ります。
再び牛さんが登場し、馬鍬(まぐわ)で土をならし田植えの準備をします。
巫女さんが豊作のお祝いの舞を奉納されました。
神主が稲苗になぞらえた松葉で田植えをおこないます。
例年では最後に餅まきが行われ大賑わいのうちに祭りが終了するそうですが、今年は感染防止のために餅はまかずに参拝者に手渡しで配られました。