吉野山から大宇陀、桜井の桜

2021年3月23日撮影

吉野町のとある桜を撮影しに吉野町から大宇陀、桜井をめぐりました。目的の吉野町の桜はNetでは公開しないでといわれたので見てきただけです。
その足で吉野山に上がりました。吉野山の桜といえば山全体にシロヤマザクラが咲き誇る光景が目に浮かぶのですが、さすがに3月23日ではシロヤマザクラは咲いていません。ロケハンを兼ねて吉野山のあちこちを見て回ることにしました。最初は金峯山寺の蔵王堂へ。

吉野山の桜

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金峯山寺は吉野山の象徴的なお寺で修験道の総本山です。いつも吉野山に上ったらまずは金峯山寺の蔵王堂にお参りしています。
境内の「四本桜」はまだ開花していませんでした。

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蔵王堂から見た吉野朝宮跡(よしのちょうぐうあと)です。もう少し経つと桜の花に囲まれた風景が撮れそうです。

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金峯山寺のすぐ近くの東南院ではしだれ桜がほぼ満開となっていました。

金峯山寺まで戻ると駐車場に写真の大先輩の車がありました。電話で「何しているんですか?」と聞いたら、金峯山寺で開催される写真展の設営とのこと。そして設営のお手伝いをすることに。。。

大宇陀町本郷の又兵衛桜

写真展の設営が早く終わったので、大宇陀、桜井をぐるりと回ってみました。
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大宇陀町で桜といえばなんといっても又兵衛桜を外すことはできません。今年の桜開花がどこも10日ほど早いようで、又兵衛桜がこの時期に満開となっていることは驚きです。いつものシーズンなら観光バスを連ねたツアー客で大混雑しているのですが今年は開花時期が早かったためかかなり少ないようです。又兵衛桜の周辺も人があまりいません。

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又兵衛桜を撮るには朝の光線のほうがいいようで、午後の光線はあっという間に真逆光となります。この逆光はこれで嫌いじゃないですけど、撮りにくいし眩しいし。ここはなるだけ朝早く行かれることをお薦めします。

女寄峠の農道の桜

吉野山から大宇陀の又兵衛桜を見てからの帰路,女寄峠を走っていると向こう側に桜の木が見えました。

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国道を外れて、その方向に走ると農作業用の道らしい「さくら咲く小径」を見つけました。

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畑の形に沿って耕して畝を切ったのでしょう、日本庭園を連想する優雅な曲線が作られています。几帳面で実直な方が耕したのかなと思いながらじっくり鑑賞させて頂きました。
美しい田畑の風景にはいつも心惹かれるのですが、夕日があるとさらにじわっときます。