山添村的野の桜、奈良市小倉観音寺の桜、室生小原の極楽桜、下笠間の美仏桜をぐるりと巡る
2021年3月27日撮影
今日は奈良盆地の東側の山沿いに、東山中、宇陀市室生方面の桜をめぐりました。
山添村的野の布目川の桜
山添村の布目川を渡る橋に桜が咲いています。この場所はアジサイの撮影でよく立ち寄る場所ですが桜もとてもきれいです。
橋の対岸に桜の木が2本ありバックの林が黒く沈んで白い桜の花が際立って浮き上がって見えます。さらに川の方向の手を差し出すように枝を伸ばしているその姿が優美です。
橋を渡ってあちらに行くと、こちらと違う異世界が待っているような気がします。渡ってみたけどぜんぜんそんな事はありませんでした^^)
大照寺跡の枝垂桜
布目川の橋から200m〜300mほど西に行くと大照寺跡の枝垂桜があります。この桜は樹齢が300年を超えるエドヒガンの枝垂れ桜で、山添村指定天然記念物に指定されています。
今年は桜の近くに寄れなくなり少し撮影しにくくなりました。イノシシ並みに悪質なカメラマンが来たのかもしれませんが桜の周りが電気柵で囲まれています。柵の外から撮影しているとあとから来たオバサンが電気柵を乗り越え越えようとして足が電線に引っかかってしまいました。「感電するー助けてー」と大騒ぎするのを見て唖然としました。なぜ電気柵乗り越えようとするの??
宇陀市室生市下笠間の美仏桜
山添村から宇陀市の室生下笠間まで移動します。
美仏桜は下笠間の集落の一番奥の高台にある墓地に咲く桜で、樹齢が600年ともされているコヒガンザクラの古樹です。昨年は墓地に行く道が分からなくて迷ってウロウロしたのですが、今年は案内看板が新しく作られて大変わかりやすくなっていました。集落全体からWelcomeの雰囲気が伝わってきてとてもありがたく思います。今年はいい天候に恵まれて最高の桜が見れました。
家族連れでお墓参りに来られていました。お墓でセーラー服という取り合わせがなにか新鮮な感じがします。まるで映画の1シーンのようで、この画面からいろいろなストーリーが膨らみそうです。
室生小原の極楽桜
美仏桜から3Kmほど西に走ると、小原地区の極楽桜があります。
昔々、この地の極楽寺が明治だか大正だかの火災でお寺の建物は焼失したときも境内のこの桜は火災を免れたそうです。
樹齢は200年とも300年ともいわれています。境内を覆い尽くさんばかりに枝を広げています。小原集落の高台に位置しているので見晴らしがよく、集落をぐるりと見渡すことができます。とても気持ちのいい場所、気持ちの良い桜です。
奈良市小倉観音寺の桜
名阪小倉インターの近くの小倉観音寺のしだれ桜です。
ちょっと駆け足で回ったので、太陽の光が乏しくなって来ています。観音寺では桜の花の盛りの時期に枝垂れ桜のライトアップがあるらしいのですがその情報を探すのも忘れて帰路についてしまいました。