今年はあちこちの桜を追いかけたよ〜未投稿の桜をいっきょに〜
今シーズンの桜の写真を整理して今までの投稿で入っていなかった桜をまとめてみます。こうやって見ると今年は忙しく桜を追いかけています。
天理市苣原町(ちしゃわらちょう)で見た山桜
天理ダムを越えて福住インター方面を走っているとダムの対岸に大きな山桜が2本見えてきました。桜の花が太陽の光を浴びてキラリと光っています。
しかしこの道は何回も通っているんだけど、苣原町の読み方を覚えることができません。
天理市観光協会のWebに地名の由来が解説されていました。
万葉集に「山ちさの白つゆ重みうらみれて心に深きわが恋やまず」という歌もありますが、ちさの木がたくさん生えていた原で、この名ができたと考えられます。
ふーん、そうなんだ。
天理市福住町西念寺のしだれ桜
2021年4月3日撮影
福住インターから1Kmほど北東に走り中学校を越えた辺りで西念寺の茅葺きの屋根が見えてきます。その茅葺の屋根としだれ桜がマッチしてとても気品あふれる桜の風景です。
この桜はかなり遅咲きの桜で例年なら4月中旬ころに満開になり、その時期に合わせてお寺では桜まつりが行われます。昨年は新型コロナ感染症防止のために中止されましたが、今年も中止されたようです。
そんな状況を知ってか知らずか、桜は今年も枝いっぱいに花を付けてくれました。コロナ禍にめげずに頑張りなさいと言われたように気がします。
宇陀市室生三本松の政蔵桜
三本松の山間にある桜で政蔵桜(まさぞうさくら)と読むようです。桜に人名が付けられていると、いったいどんな人なんだろうと気になるのですが、近くの人に聞こうとしても人の気配がありません。静かな集落です。
桜の木の向こうの小屋がなんともいい雰囲気を醸し出してくれています。
明日香村岩屋山古墳の桜
岩屋山古墳は近鉄飛鳥駅のすぐ西方に位置する古墳で、石室は横穴式で精緻に加工された巨大な花崗岩でできています。この美しい石室は必見ですが今日は桜を見に来ました。古墳の頂上部に桜の木が1本、大きく枝を伸ばして花を咲かせています。
古墳は囲いがあるわけでなく自由に古墳の内部へ出入りでき、古墳の頂上へも歩いて登れます。近くのおじさんに聞いた話では、昔はもっと桜の木があったようです。
西の京秋篠川の桜と薬師寺の塔
今日は薬師寺の花会式結願の日です。少し時間があったので秋篠川沿いを歩いてみました。川沿いに咲いている桜は満開で、川面をわたる風に吹かれ花びらが舞っていました。
薬師寺の東塔、西塔が夕日を浴びて輝いています。
大淀町世尊寺の桜
世尊寺は大淀町比曽にある曹洞宗の寺院で、聖徳太子により建立されたと伝えられている古いお寺です。桜・ツツジ・サルスベリ・彼岸花など四季を通じて花を見ることができます。
境内にある天照大神社。
今年は花の咲き始めが早いですね。もう石楠花が咲いています。