岩船寺のアジサイがちょうど見頃でした
2021年6月17日撮影
アジサイを撮りに行きたいと思いながらもう6月も半ばを過ぎてしまいました。平野部のアジサイには遅いのですが、山間部ならまだまだ咲いているはずと思い岩船寺を訪れました。岩船寺は、京都府と奈良県の境の当尾(とうの)地区にあり、この時期はアジサイの名所として多くの参拝客が訪れます。
6月の初旬に当尾方面に行ったときにアジサイの様子を見に岩船寺立ち寄ったのですがアジサイの見頃には早すぎました。それから2週間が経過したのでアジサイもたくさん咲いているだろうと期待しながらの訪問です。
お寺への参道を歩いていくと、逆光で輝く緑の中にどっしりと構えた山門が見えてきます。山門の向こうの境内にはアジサイが咲いていて、そのアジサイを写真に収める人も見えています。
山門を越えると目の前の参道に背の高いアジサイの植え込みがあり、今を盛りに花を咲かせています。今日はアジサイの撮影にはちょっと残念な快晴で、写真を撮影すると、空も、参道も、紫陽花の葉っぱもスカンと白く飛んでしまいます。画面の中で一番明るい箇所が白飛びを起こさないように露出に気を使いながらの撮影となりました。
本堂前の阿字池が赤色・青色・白色などの鮮やかなアジサイに囲まれていて、そのアジサイ越しに重要文化財の三重塔が見えます。
アジサイの岩船寺を撮るならこの場所が一番のポイントだと思います。今日はカメラマンがこの場所の順番待ちをしていましたので、あせらず側のベンチに腰掛けて場所が空くのを待つことにします。
最近は手水鉢に色鮮やかなお花を浮かべる花手水(はなちょうず)がお寺さんや神社で流行っているようです。岩船寺では本堂の脇にアジサイの花手水が置かれていました。とても華やかでフォトジェニックな仕掛けなので、三重塔よりも人気のある撮影ポイントになっていました。
三重塔の方へ移動しながら阿字池周りのアジサイを撮影しました。
大輪のアジサイは強い日光を浴びて少々くたびれ気味でしたの日陰のアジサイを中心に。
こんな清楚なガクアジサイも咲いていました(隅田の花火か?)
三重塔の隅木で三重塔を支えている隅鬼くんです。あまり目立たないところで黙々と力仕事をしてくれています。