宇陀市仏隆寺のヒガンバナ
2021年9月20日撮影
しばらく撮影に行けないうちに9月も終盤を迎えました。花の季節的にはヒガンバナの真っ盛りです。少し出遅れた感がありますがヒガンバナを求めて出かけることにします。花が盛りのうちに見ておきたいのは宇陀市榛原の仏隆寺のヒガンバナです。
今日は素晴らしく晴れ渡り、青空と白い雲が赤いヒガンバナを一層艶やかに見せてくれます。
お寺の山門に続く長い階段の両側が見渡す限りと言っても大げさでないほどのヒガンバナで埋め尽くされています。数年前にイノシシの食害で壊滅的な打撃を受けたヒガンバナなのですが、ご関係の方々の努力でここまで再生されました。本当にありがたいことです。
階段を登りながら、青空とヒガンバナを撮って、、、
ちょっと階段をのぼってまたヒガンバナを撮って、、、、
写真を撮りながらなので山門につくまで20〜30分かかったのではないでしょうか。普通に登ったら5分ぐらいで山門につくのですけど。
いくらヒガンバナ撮影が目的とはいえ、お寺さんにきたら入山料をお支払いして本堂に手を合わせたいものです。
仏隆寺は空海の高弟、堅恵が創建したといわれており、室生寺の南門に位置するお寺です。宗派は室生寺と同じ真言宗室生寺派の寺院です。
お寺の山門横からヒガンバナの群生を見下ろしました。参道の桜の根元を埋め尽くすばかりのヒガンバナが咲いています。ここまでたくさんのヒガンバナが咲いている場所は他には知りません。
奈良県最大最古の桜で樹齢900年を越えると言われる「千年桜」で有名な桜の木々ですが、この時期はヒガンバナの引き立て役となっています。
こんな条件のいい気候ときれいに咲いたヒガンバナ、いくら時間があっても足りません。結局2時間ぐらいずーっと写真を撮影していました。