吉野山高城山展望台の紅葉
2021年11月12日撮影
紅葉のシーズン真っ最中です。毎年どこの紅葉を撮ろうかとあれこれ思いを巡らせるのですが、ここ吉野山の紅葉は欠かさず撮りに来ています。
2020年10月28日の記事→吉野山の紅葉〜もみじがもう色付いていました〜
2019年11月16日の記事→吉野山高城山展望台はちょうど紅葉の最盛期
これは吉野山高城山展望台へ登る道のモミジです。毎年定点観察のようにこのアングルでとるのですが今年はちょっと紅葉の葉が少ないかなと思います。この日は日当たりも良くなかったで紅葉が鮮やかに発色しませんでした。これはこれで枯れたわびしい感じで嫌いじゃないので数カット撮影して移動しようとしたら、東京からこの紅葉を撮りに来たというカメラマンさんがせっせと道に紅葉の落ち葉をまき始めました。
SNSで高城山展望台の写真をみてわざわざ東京からきたということで、なんとか写真作品に仕上げたいという言う気持ちは分かります。落ちている葉っぱをぱぱっと散らして撮る程度なら手伝おうかとも思いましたが、あちこちから葉っぱを持ってきてみっちり道に落葉を敷き始めました。しばらく待っていたのですがなかなか終わりそうもありません。
そのような演出はあまり好きじゃないので手伝う気もないけど、手伝わずに敷かれたモミジを撮影するのも人としてどうかと思うし難儀やなぁ。
というわけで高城山展望台をぐるりと回ってきました。展望台に続く道を横に入った所です。
向こうの山には霧がかかっています。この霧がこちらまで届いてくれると嬉しいのですが、天候は回復していく方向でそのうちに霧が消えて無くなってしまいました。
まだ作業が続いていたのでほぼ諦めて展望台の入り口まで降りてきました。駐車場周辺の紅葉は毎年いい具合に紅葉してくれる記憶が残っています。
吉野山の金峯神社からさらに青根ヶ峰方面へ行ってみました。そろそろこの辺りは川上村との境界かと思います。さすがにここまで来ると観光客には出会うこともありません。
送電鉄塔が美しかったので撮影してみました。雨が降った後なので空気にエアロゾルが残って少しモヤっています。
このような送電鉄塔が並んでいるのを見るとワクワクします。水力発電所も好きですね。でもソーラーパネルはあまり撮影する気が起こりません。造形美の有無みたいなものかもしれません。
この写真について「鉄塔の色のちがいは何ですか?」と尋ねられたのでWebで調べてみました。
航空法で定められた規則のようです。
航空法では高さ60mを越える建造物は赤白に塗装しなければなりません。例外として赤白塗装された鉄塔に隣接する鉄塔は免除されるとか、山間部等で周りに高い山が有るような所は免除されるとかいろいろ細かなルールがあるようです。
吉野山に来ると金峯山寺の蔵王堂の遠景は撮っておきたいと思っています。いつもは上千本の花矢倉周辺から撮るのですが、今回は吉野山桜展示園からの撮影です。蔵王堂は防災施設整備工事中でした。