コロナを追い出せ!しっかり燃えた若草山焼き2022
2022年1月22日撮影
1月の第4土曜日は若草山焼きの日。今年は1月22日が山焼きの日となりました。
昨年はコロナ禍の中でしかも雨が降って「人が来るのだろうか、ちゃんと燃えるんだろうか」と心配しながらの若草山焼きでした。今年もコロナ禍は沈静化することはなくオミクロン株にモデルチェンジして猛烈な勢いで感染者が増えています。
同じ日に平城宮跡で開催予定だった「大立山まつり2022 奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」は会場でのプログラムは中止となり無観客・オンライン開催となりました。奈良公園内からの山焼き観覧も先着9000名の事前登録制となり厳重なコロナウイルス感染拡大防止策がとられました。
そんな鬱陶しい環境でしたが、天候に関しては最高の条件で、奈良市はずーっと快晴の日が続き若草山はカラッカラに乾燥してます。これだけ乾いていると若草山を燃やす消防関係の人たちも大変かと想像します。
いつもどこから撮影するか悩むのですが、このいい条件なので定番の平城宮跡で朱雀門を絡めて撮影することにしました。
過去の山焼きの様子はこちらから
2020年の山焼き→若草山焼き〜今年は東大寺戒壇院前から〜
2019年の山焼き→冬の夜空を照らす若草山焼き
平城宮跡には午後3時に着いたけどいい場所は熱心なカメラマンさんたちがすでに三脚を立てておられたので端っこからの撮影となりました。多分早い人は午前中にきていい場所を確保しているのでしょう。
花火が始まるまでの3時間は持ってきたiPadでNetflixでダウンロードした映画を見て時間を過ごしました。なんと便利な世の中になったかとだろう。
山焼きの開始を告げる花火が18時10分頃に打ち上げられ、18時20分頃には山裾に火がつけられました。よく燃えるだろうなという予想どうり一気に火が山肌を覆い尽くします。
こちらのカメラでは縦構図で同じ場所からの撮影です。同じ写真になるのは仕方ないけど、カメラ2台を持ち込んでたくさんのシャッターを切っても2枚の作品しかできないのがちょっと悲しいですね。
山焼きは最後の方は火の勢いが無くなり時間をかけてじわじわと燃えていきます。毎年3層目が全部燃えるまでねばって撮影しなくちゃと思うのですが、今年も寒さに耐えられず途中で撮影を断念しました。