新緑の宇陀市室生ダムで見つけた花
2022年4月20日撮影
新緑が美しい季節になってきました。この時期は無性に初々しい緑の木々を見たくなるようで宇陀市の室生ダムへ行ってきました。
2019年の室生ダムの投稿はこちらから→新緑の室生ダムから龍鎮神社を巡る
田植えの時期はまだ早いこの時期は水田に必要な農業用水がいっぱい貯水されているのでダム湖の水位が上がっています。湖岸の新緑が水面に写り込んだり、ダムに残された木々が水没林となりぽっかり湖面から浮き出ている風景などが見られ、いまが一番華やかな時期です。
湖岸をゆっくり走っていると木々の中でふわふわした白い花が気になります。上溝桜(ウワズミサクラ)があちこちに咲いています。
遠目ではとても桜に見えないのですが、近づいてアップで見るとたしかに桜の花に似ています。小さな花がブラシ状に集まって花の集団を作っています。
やわらかい風に吹かれてゆらゆらと揺れる様子はなかなか可愛いものです。写真を撮るのでちょっとの間だけ停まってて欲しいですけど。
この黒い花はアケビの花かな。たくさんのアケビの花を見たかったのですが他には見つけることができませんでした。
ウワズミサクラよりもっと細やかな白い花が咲いていました。淡雪のような(かき氷のような?)繊細そうな花です。
これはアオダモの花です。アオダモ材といえば丈夫で粘りがあるので昔は野球のバットで使われていたのですが育成に時間がかかるので今は使われなくなったようです。そのバットとして使われる頑丈な印象から花の消えゆきそうなほど淡い姿が想像しにくいですね。
龍鎮神社から流れてくる川の岸に降りてみると石積みがありました。これはロックバランシングでしょうか、普通に石を積んで遊んでいたのでしょうか。