明日香村上(かむら)の棚田と案山子
2022年5月19日撮影
明日香村の石舞台から桜井市の多武峰に抜ける県道155号線。細川集落からさらに上っていくと上(かむら)集落があります。
急な勾配の土地に棚田が広がり、棚田の向こうに上の集落が、さらにその奥には橿原市の市街、そして金剛山葛城山を望むことができます。
明日香村での棚田の写真撮影には稲渕へよく行くのですが、この時期は細川から上(かむら)に来ることが多いようです。ここあたりでは棚田が西側が開けていて夕方の逆光の光が水面が美しく照らしてくれるからです。田植えがそろそろ始まるらしく、田んぼにはちょうど水がはられていました。
棚田自体が美しい形をしているので夕日を待たなくても水面の反射だけで十分見ごたえのある風景です。
田んぼの畦道には正しい姿の案山子が立っています。最近観光地で派手なパフォーマンスの案山子を見かけるのですが、やっぱり案山子はこのような素朴な姿がしっくりきます。
あれ、こんなところにも案山子が立っています。
画像を拡大してみましょう。なんと正しくて美しい案山子なのでしょうか。やっぱりこの棚田にはこの案山子でなくっちゃね。