酷暑の奈良公園 鹿はどうしてる?

2022年8月9日撮影
8月に入り奈良は連日暑い日が続いています。最高気温が35℃をこえるのも当たり前となり日中に奈良公園を歩いている人も少なくなりました。今日は東大寺二月堂の功徳日(およく日)でこの日に参詣すると、4万6千日お詣りをしたのと同じ功徳が授かる日とされています。午前中に二月堂にお参りしての帰り道奈良公園を散策しました。

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この牡鹿は暑さでややお疲れのようで、舌を出してゼーゼーしています。鹿は犬や猫と同じように体表面には汗腺がなく、汗をかいて体温を下げることができません。 牡鹿の袋角に体温調整機能があるという話を聞いたことがありますが、それにしてもこんな酷暑の季節は辛そうです。

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日陰のない春日野園地では備え付けのベンチの陰へ鹿たちが集まっていました。

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木立の影に入ると直射光が遮られ一息つくことができます。

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春日野園地と浮雲園地の間を流れる吉城川です。たくさんの鹿たちが涼を求めて川の中へ集まっていました。

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濡れた川砂の上で座るとお腹が冷えて気持ちよさそうです。

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藤棚の木漏れ日の下で休む鹿。写真的には涼しく見えるのですがこの時は風がなかったのでそんなに涼しいわけじゃありません。

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涼しさでいえばこちらのほうが涼しいでしょう。写真ではわかりにくのですがこの鹿はシャワーミストの下を専有していました。

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今日出会った中で一番涼しそうだった鹿はこの子です。三社池の隅っこの木陰でじっとしていました。
「こんな日は深い緑の中で水浴びするのが最高〜」と言いたげでしょう。肩まで浸かってじっとしているのが妙におっさんのようで親近感を覚えました。