薬師寺 花会式2023 〜社参 初夜上堂〜
2023年3月25日撮影
今日25日から薬師寺で薬師如来像に懺悔(さんげ)し、国の繁栄や人々の幸せなどを祈る修二会(花会式)が始まりました。花会式は31日まで1週間続きます。
今日は不動堂前で柴燈大護摩(さいとうだいごま)が行われました。修験道者による護摩焚きを沢山の人々が見守ってました。
護摩焚きをのあと修験僧や練行衆らが火渡りと行い、続いて多くの参拝者も火を渡ります。
その後、鎮守社の休ケ岡八幡宮で修二会の無事を祈願する社参が行われました。
宮司が祝詞を奏上し、練行衆たちは般若心経を上げます。
東大寺のお水取りが「奈良に春を呼ぶ」と言われるのに対して薬師寺の花会式は「奈良に春を告げる」と言わます。
たしかに花会式の頃は休ケ岡八幡宮の近鉄踏切が桜のトンネルとなります。
例年なら最終日の結願の日に満開という印象ですが今年は初日に満開となっています。
午後7時ごろから「初夜」の行が始まりました。本坊を出られた練行衆は提灯の灯に先導され金堂に向かわれます。
金堂の北側から入堂されて、いよいよ初日の初夜の行が始まります。
+1