曽爾村屏風岩公苑2023　〜圧巻の山桜〜

2023年4月13日撮影

奈良県宇陀郡曽爾村にある屏風岩公苑へ山桜の撮影に出かけました。屏風岩公苑の桜は奈良県で最後に咲く桜で、桜シーズンの締めくくりのポイントとして知られています。屏風岩を背景に樹齢100年越えのヤマザクラ約300本が咲き乱れる景色は圧巻です。

過去の投稿(2021/04)→曽爾村屏風岩公苑の桜〜2Kmの巨大な絶壁を背景にして咲くヤマザクラ〜
過去の投稿(2019/04)→曽爾村屏風岩公苑の桜

公苑にはまだたくさんの桜の花が残っており、最後の桜をたっぷりと楽しむことができました。

いつのもポイントからの撮影です。

当日の天候は快晴で、広がる青空はまさに抜けるような美しさでした。柱状節理の絶壁を吹き抜ける風が、桜吹雪を舞い上がらせていました。その光景を見ただけで「あぁ、今日は曽爾まで来てよかった」と独り言。次の風が来るまで三脚を構えたじっとその場で空を見上げたままです。

屏風岩公苑の山桜は、白い色から濃いめのピンク色まで様々な色合いが見られます。空いっぱいを覆い尽くすそれらの花が風に揺れ、風に舞う様子はなんとも表現できない美しさです。

屏風岩公苑は荒々しい岩肌を背景に咲く山桜が織りなす風景が魅力ではありますが、こんなに密やかに咲く桜もありました。この桜をどう表現しようかと、桜の周りをぐるぐる回ること回ること。。。

山桜のシーズンはそろそろ終わりを迎えておりは、桜吹雪も一瞬で過ぎ去ってしまいました。屏風岩公苑では次の主役のミツバツツジが花をつけていました。