當麻寺の練供養会式 2023

2023年4月14日撮影

葛城市の當麻寺に練供養会式を見せてもらいました。練供養会式は正しくは聖衆来迎練供養会式と称して、毎年4月14日に29歳の若さで往生した中将姫のご命日に執り行われます。

過去の投稿(2018年5月)→葛城市當麻寺の練供養会式

 

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本堂(曼陀羅堂)と娑婆堂の間に120mもの来迎橋が掛けられ、極楽浄土から二十五菩薩が娑婆堂に進み、中将姫を蓮台に乗せて浄土へ導く様子をわかりやすく再現した行事です。お稚児さんの行列が来迎橋を渡っていきます。

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続いて雅楽演奏の人たちが橋を渡っていきます。昨年はまだコロナの影響があり稚児行列や雅楽演奏が無かったようで、今年になってやっと本来の形式での練供養会式が戻ってきました。

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二十五菩薩に続き、蓮台を持つ観音菩薩(すくい仏)、両手で拝みながら歩む勢至菩薩(おがみ仏)、天蓋を持った「普賢菩薩」が来られました。今年は中之坊さんからのご厚意とご縁をいただき、金堂前の特別桟敷席からの拝観となりました。ほんとうにありがとうございます。

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こちらが勢至菩薩様、
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こちらが観音菩薩様です。娑婆堂から戻られて中将姫を極楽浄土にお連れする場面ですので、先程は空だった蓮台に今は中将姫のお姿が見られます。

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観音菩薩の先導で二十五菩薩が曼陀羅堂に戻っていかれました。
久しぶりのフルバージョンの練供養会式ということでたくさんの参拝者が當麻寺来られました。とても華やかなお練りを見ることができました。