天理市長岳寺のカキツバタはちょうど見頃です 2023
2023年5月9日撮影
天理市の長岳寺は山の辺の道沿いにあるお寺で、4月下旬から5月にかけてはヒラドツツジやカキツバタが咲き、山の辺の道を歩く多くのハイカーで賑わいます。ゴールデンウィーク明けのこの時期はヒラドツツジはすでに花の時期を過ぎていましたが、カキツバタはちょうど見頃を迎えていました。
過去の投稿(2018/05)→天理市長岳寺のカキツバタ
長岳寺は、824年に弘法大師が開基したと伝えられる真言宗の古刹です。この門は弘法大師当寺創建当初の唯一の建物で日本最古の鐘門で、門の上層部分には、鐘を釣った遺構があります。
放生池ではカキツバタがちょうど見頃となっていました。あまりにも定番の構図なのですがカキツバタが咲く放生池越しの本堂という構図です。
水面に映りこむ本堂の伽藍。前回はこのアングルでコイがやってくるのをかなり待ったのですが、今年はあまり鯉の姿が見えませんでした。
ショウブやカキツバタは同じ茎から2,3回花を咲かせます。花が終わってから花ガラを取ってやると次の花が咲いてくるので長い期間花を楽しむことができるようです。鮮やかな紫の花が水面で揺れる姿が涼しげです。
池の淵には子安地蔵様がお祀りされていました。