きたまちといろ宵あかり〜手作りランタンできたまちが華やかに〜
2023年9月8,9日撮影
近鉄奈良駅の北側に広がるエリアきたまち、このきたまちは歴史文化の香りと個性あふれるお店たちが織りなす魅力いっぱいの街です。
この「きたまち」という通称もしっかり定着しましたが、きたまちで開かれるイベント「きたまちといろ」もこのまちに暮らす人たちの手作りイベントとして知られ毎年参加者を増やしています。今年は2023年の9月9日~9月15日の期間で開催されました。
過去の投稿(2022/09)→奈良きたまちのランドマークを彩るきたまち宵あかり〜きたまちといろ2022〜
今回も夜のきたまちを彩る「きたまちといろ 宵あかり」を撮影してきました。
吉城園のきたまち宵あかり
開催日前日の8日に市内9軒の提携宿に宿泊すると普段は公開されていない夜の吉城園茶室へ入ることができ、ランタンのプレ点灯に招待される特典がありました。私は招待ではなくランタン設営のお手伝いをさせていただきました。
プラスチックのコンテナに入れられたランタンです。これらのランタンはといろランタン作りワークショップで作ることができます。
茶室前の庭にランタンが置かれ灯りがともされました。ちなみに安全を考慮してランタンの中にはLEDのキャンドルが入っています。
ランタンプレ点灯に招かれたお客様は、茶室から前庭のランタンを眺めてたり前庭を散策して、名庭園のランタン点灯イベントを楽しまれていました。
夜が更けてくるとランタンの光で苔や芝生が照らされて、波間に浮かぶ漁船の漁火のように思えてきます。
転害門のきたまち宵あかり
9月9日、転害門前広場できたまち宵あかりオープニングセレモニーが開かれました。転害門横の奈良市きたまち転害門観光案内所は今年で開所10周年という節目の年にあたります。
転害門と門前の広場がランタンなどの灯りで照らし出されました。この会場は観光客よりきたまちに住んでいる人が多かったように思います。
西を見るときれいな夕景が広がっています。
バスターミナルのきたまち宵あかり
バスターミナル屋上でのランタン準備の様子です。こちらは多くのお子さんが参加されてのランタンが設置されていました。
ランタンが点灯すると一気に雰囲気が変わります。各会場とも同じようなランタンですがこの会場ではファンタジックなおもちゃの世界のように見えます。
背景に興福寺の五重塔が見えます。そろそろ改修工事の素屋根に囲まれるので、五重塔が背景の宵あかりランタンはしばらくお預けとなります。