ヒガンバナを追いかけて〜桜井市三輪、御所市森脇、明日香細川、檜前〜
2023年9月19,20,22日撮影
今年はヒガンバナがなかなか咲かないねと話をしていたのですが、自然というものはよくできたもので秋のお彼岸が近づくとちゃんと花をつけてくれます。ヒガンバナの開花は、地温の影響が大きくて、日平均気温が20~25度で咲き始めるようです。今年は夏に猛暑が続き9月に入っても気温が下がらなかったので開花時期がズレたのかもしれません。
奈良のあちこちでヒガンバナを見かけるようになったので、桜井、御所、明日香のヒガンバナのスポットを巡ってきました。
過去の投稿(2022/09)→ヒガンバナを探して〜都祁吐山、御所市朝妻など〜
過去の投稿(2022/09)→明日香村檜隈寺跡、於美阿志神社のヒガンバナ2022〜ちょっと来るのが早すぎたようです〜
過去の投稿(2020/09)→葛城のヒガンバナが最盛期を迎えました
過去の投稿(2020/09)→明日香村 檜隈寺(ひのくまでら)跡・於美阿志神社のヒガンバナ
過去の投稿(2020/09)→明日香へヒガンバナを探しに行きました〜飛鳥川、飛鳥寺、橘寺、細川〜
過去の投稿(2019/09)→御所市森脇から高取町へ〜田園風景のヒガンバナ〜
桜井市三輪のヒガンバナ〜大神神社の大鳥居と〜
2023年9月19日撮影
桜井市三輪のJR線路沿いの住宅地のそばに田んぼがありヒガンバナが群生しています。大神神社の大鳥居を背景として写真が撮れ、鳥居の向こうにうっすら耳成山が見えています。
咲き出して間もないため良いコンディションで咲いてくれています。曇り空の昼過ぎなので大きな拡散光となっていてハイライトや影のない作品となっています。さてどんな光が入ったらカッコいい写真になるのかな。
御所市森脇のヒガンバナ〜一言主神社の近くで〜
2023年9月20日撮影
バイクで御所市を走っていると突然の雨が降ってきて一言主さんで雨宿りをしました。一言主神社は御所市の人気のあるヒガンバナ撮影ポイントで、神社近くの田んぼはたくさんのカメラマンやカメラ教室の御一行で大盛況でした。
人の多い所に突っ込んでいくのは遠慮して神社周辺の葛城古道をゆっくり散歩して雨をやり過ごすことにしました。ヒガンバナの背景は稲穂の緑から黄金色のグラデーションカラーを持ってくるのがきれいですね。
ヒガンバナが雑草と絡み合いながら咲いていました。ひとまとめに雑草と言うのが申し訳ないほど個性豊かな草たちです。この白い花はセンニンソウ(仙人草)です。
明日香村細川のヒガンバナ〜棚田に広がるヒガンバナ〜
明日香村のヒガンバナを探して、最初は稲渕地区へ行ったのですがあまり咲いていなかったので細川にやってきました。細川は稲渕より多めに咲いていて、さらに観光客があまりやって来ないのでゆっくり撮影することができます。
ヒガンバナが咲く棚田の向こうに大きなサギが飛んでいきました。
明日香村檜前のヒガンバナ〜檜隈寺跡〜
2023年9月22日撮影
檜隈寺跡はキトラ古墳の近くにあり、漢人(半島)系の渡来人である東漢氏(やまとのあやうじ)の氏寺と伝わっています。
檜隈寺跡の周辺の木立ちや、於美阿志神社の周辺にヒガンバナが咲いています。
この石碑は金比羅さんでしょうか、いつ行っても丁寧にお祀りがされています。