東大寺大仏殿のライトアップ〜観相窓から大仏さんのお顔が見えます〜
2023年9月30日撮影
2023年は東大寺の初代別当である良弁(ろうべん)僧正の没後1250年に当たります。良弁僧正の御遠忌を記念して10月14日から10月16日までの3日間大きな法要が行われます。
この期間を前後して、慶讃奉納公演として著名なミュージシャンのコンサートが大仏殿で開催されます。
本日は世界でもトップクラスの二胡奏者賈鵬芳(ジャー・パンファン)による『ジャー・パンファン 仲秋に響く二胡の調べ』コンサートにやってきました。
大仏殿は良弁僧正御遠忌法要の準備が進んでいて、大仏殿の前には大きな宝樹や幡を吊るす竿が立てられています。
コンサートは大仏殿の中で開催されるのですが、正面の石畳の通路は通れなくて横の芝生エリア(プラスチックの歩道で養生されています)を通って大仏殿に入ります。
この日は観相窓が開かれていて大仏殿の外から大仏様のお顔を見ることができました。 観相窓は年に2回だけ開かれる日があって、元旦の0時〜8時、そしてお盆の8月15日の夜のみです。良弁僧正の御遠忌奉納コンサートということで開かれているものと思います。
これだけ明るく、そして色温度が高くライトアップされているのを見るのは初めてです。この照明は10月7,8日に行われるMISIAのコンサートで使う照明セットかなとも思ったり。とにかく見慣れた大仏殿が全く違う雰囲気で見れてとても新鮮でした。
この後大仏殿の中で、賈鵬芳の二胡の演奏を楽しみました。コンサートの様子は撮影できなかったので内容については割愛しますが、とってもすばらしい演奏でした♪