秋夜の奈良旅2023〜世界遺産6社寺夜間特別拝観〜
2023年11月4日撮影
11月4,11,18,25日は奈良市観光協会企画の秋夜の奈良旅2023が開催されています。奈良を代表する世界遺産6社寺で夜間特別拝観があり、大和路の秋の夜の風情を楽しむことができます。夜間特別拝観は東大寺、春日大社、興福寺、元興寺、唐招提寺で開催されていて今日は薬師寺、唐招提寺にお参りしました。
過去の投稿(2020/11)→夜間特別拝観で元興寺、東大寺を訪ねる
薬師寺の特別拝観は玄奘三蔵院伽藍エリアで行われていて、近鉄西ノ京駅を降りてすぐ前の冠木門から入っていきます。
玄奘三蔵院への参道にそって灯籠がともされて、参道の突き当りに三蔵院の門が見えます。
玄奘三蔵院の境内の灯籠が灯され玄奘塔の扉が開かれています。薄暮の中、灯籠で照らされた玄奘三蔵院が浮かび上がり、玄奘三蔵像の横顔を見ることができました。いつもは横顔を見ることが少ないのでこの作品をピックアップしました。
薬師寺玄奘三蔵院の拝観の後唐招提寺にもお参りしました。
かなり暗くなっていて境内の様子がよく見えなかったのですが、参拝客の足音やざわめきが聞こえ多くの人がお参りされているのがわかります。
金堂の扉が開かれご本尊の盧舎那像、右手の薬師如来像、左手の千手観音像を見ることができました。秋の夜に拝観する天平仏は古都奈良ではの悠久の時の流れを感じます。