天理市大和(おおやまと)神社のちゃんちゃん祭り2024

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2024年4月1日撮影

天理市大和(おおやまと)神社のちゃんちゃん祭りを見てきました。
ちゃんちゃん祭は毎年3月23日の宮入から4月2日の後宮祭まで行われますが、4月1日のお渡りが特に有名です。「祭りはじめはちゃんちゃん祭、祭りおさめはおん祭(春日若宮のおん祭)」と大和で古くから謡われるように大和路の春を告げるお祭りです。

過去の投稿(2023/04)→天理市大和神社のちゃんちゃん祭り2023
過去の投稿(2028/04)→天理市大和(おおやまと)神社のちゃんちゃん祭り

神社の鳥居を越えて200名を越える大きなお渡り行列が2Km先の中山町大塚山の御旅所までちゃんちゃん鐘を鳴らしながら進みます。

お渡りには本社神輿と増御子(ますみこ)神社の神輿の2台の神輿が練り歩きます。お渡りの途中にはおやすみ所があり神輿が休憩を行います。神輿が真ん中で3周半回った後、龍の口舞(たつのくちまい)がおこなわれました。

国道を横断し中山町をお渡りは進みます。春の陽光を受けて田園の中を進むお渡りの行列はいかにも大和の春を感じさせてくれる光景です。

御旅所のある大和稚宮(おおやまとわかみや)神社に向けて坂道を登っていきます。

御旅所では御旅所祭が行われます。

樫の葉を一握りづつつかんで円陣を組み「オーミタラシノカミ ワー」の掛け声とともに樫の葉を頭上に舞い上げる翁の舞が奉納されました。樫の葉は雨を表すものだという。

御旅所祭が終わると、来た道をたどって大和神社に戻ります。拝殿での神事が行われたあと龍の口舞と翁の舞が奉納され神事が終了します。