桜井市今井谷の八講桜

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2024年4月4日撮影
桜井市今井谷満願寺の八講桜を見に行きました。
聖林寺を越えて少し向こうに明日香に抜ける道があります。右折して暫く走ると左手の高台に見事な枝垂れ桜が見えてきます。
毎年、談山神社で藤原鎌足の遺徳を偲ぶ八講祭が行われますが、以前は多武峰の各大字で持ち回りでやっていたそうで、今井谷ではこの満願寺で行われていました。この八講祭を行う寺院にしだれ桜を植えたと伝わっており、満願寺の八講桜はこの言い伝えに由来しています。
過去の投稿(2021/03)→桜井市聖林寺から今井谷満願寺の八講桜

推定樹齢は300年。かなりの老木ではありますが毎年元気に花を付けてくれます。

DSC 4590 DxO.

この桜は、晴れより小雨がそぼ降る天候のほうがその佇まいにマッチする感じです。春の優しい雨と霧が桜を包み込むという情景がいいですね。

そろそろ桜は満開を迎えて、ハラハラと花びらを散らす時期に入ります。

八講桜はこのような急斜面の上に咲いています。でもこの斜面を上るのは危ないのでやめましょう^^) 。八講桜の100m〜150m手前に左に入る道があり、この道を登っていくと満願寺(現在は集会所となっています)に着いて、八講桜は眼の前にあります。