宇陀市諸木野、仏隆寺の桜 山添村大照寺跡の枝垂桜
2024年4月10日撮影
宇陀市の諸木野から仏隆寺の桜を巡ってきました。
諸木野の桜は以前TVなどで放映され、水が張られた田んぼに映り込む桜を撮影しにカメラマンがやってくるようになりました。その後田んぼの持ち主さんがご高齢のために桜の時期の田んぼに水が張られなくなったり、新型コロナウィルスの感染防止のために高齢世帯が多いこの地区での撮影を遠慮してほしいというお願いがあったりで最近は見に行っていませんでした。
ひどいコロナ禍も落ち着いたので今年はどうかなと思いながら諸木野の桜を見に行きました。
集落についてみると桜は満開で、嬉しいことに田んぼに水を張ってくれています。居合わせたカメラマンに聞くと、夜明け前は星と桜を撮影する人がいるようですが、昼前のこの時間はカメラマンは少ないということです。
水面に満開の桜が映り込んでいます。今日は風があったので映り込みの桜がぶれて滲んでいます。
水田の周囲は鹿よけの金網があり、その網目からの撮影になります。またすぐそばに民家がありますので、騒いだり、不法な駐車などで迷惑をかけないようにしたいものです。
諸木野の桜を撮影してから、仏隆寺の千年桜を見に行きました。桜はほぼ満開で最高のコンディションでした。駐車場に続く坂道は駐車場の空きを待つ車で大渋滞していました。
この桜は幹の周囲7.5メートル、高さ16メートル、樹齢900年を越える奈良県下最大最古の桜(モチヅキサクラ)です。
夜にはサイトアップがされるようですので一度ライトアップされた姿を見てみたいものです。
今日は時間に余裕があったので、山添村まで移動して大照寺跡の枝垂桜も見に行きました。こちらも桜はいい状態で咲いていました。
こちらの桜も樹齢300年を超える古いしだれ桜で山添村指定の天然記念物になっています。
桜の周りはイノシシよけの電気柵が設置されているので桜の真近には立ち寄ることができません。まあ、これ以上近寄るとよっぽどの広角レンズでないと桜の全容を写真に収めることはできません。大きく伸びた枝に咲き乱れる桜の花に圧倒されます。