奈良豆比古神社の翁舞
2024年10月8日撮影
奈良豆比古神社の翁舞を見せていただきました。こちらの翁舞は奈良時代に春日王の病気を治すため、2人の皇子が舞を奉納したことが始まりとされています。中世以来の古い形態が残されていることから能楽の原典といわれ、平成12年(2000年)12月27日に重要無形民俗文化財に指定されています。パラパラと降っていた雨が翁舞が始まる頃には強めの雨になってきました。傘をさしながらの撮影となりました。
過去の投稿(2019/10)→奈良豆比古神社「翁舞」
過去の投稿(2017/10)→iPhoneのカメラは暗所撮影にめっぽう強くなったものだ
千歳(せんざい)ノ舞が行われます。初々しい少年による舞で翁の舞の前に露払いとして舞われます。
太夫が天下泰平・国土安穏を祈願する太夫舞、続いて脇2人の翁が太夫の舞に加わる翁三人舞が舞われました。
このあたりで雨が強くなってきたので撮影は中断し、拝殿の舞をしっかり見ることにしました。
千歳と三番叟が問答を行う三番叟舞です。互いに対面せずに行う問答に特徴があります。その後の三番叟の鈴を鳴らしながら舞のころはいよいよ雨脚強くなり写真は撮れませんでした。