曽爾村 済浄坊の滝からススキの曽爾高原へ

最終更新日

2024年10月10日撮影
前回ナンバンギセルを探しに曽爾高原へ行きました。その時はススキがまだシーズンじゃなかったので、あれから1ヶ月弱が経過、そろそろススキが見頃じゃないかと再度曽爾村まで行ってきました。

過去の投稿(2024/9)→曽爾高原でナンバンギセル探し

曽爾村今井の済浄坊の滝へ

曽爾高原へのルートを確認していると、近くに済浄坊の滝があることを見つけました。今日は時間が余っているので曽爾高原の前にこの滝を見に行くことにしました。

門僕神社の先を左折し、県道784を山の方へ登っていきます。2Kmほど県道を登っていくと左手に済浄坊の滝への案内看板がありました。ここからは山道を歩きます。かつては済浄坊という寺があり、修験者が行水をし身を清めたとか。川に沿って整備された道が続きます。

この渓谷は川のすぐ横を歩けるので、いい流れを見つけるとすぐに川岸に近寄れます。緩やかな流れや岩場の激しい流れなどいろいろな水の表情が楽しめます。

遊歩道は一部山崩れで通りにくいところもあります。ロープで坂道を通り抜けるところもありましたが特に危なげなく歩けました。
この滝が済浄坊の滝のようです。周りの木々の緑が水面に映えて、澄んだ水に日差しが差し込んでとても美しうございました。

ススキの曽爾高原

先月訪れたのは9月19日で、ススキはその時よりかなり増えていました。今日も快晴で写真を撮影するにはとってもいい条件です。

曽爾高原ではお亀池の側を歩くことが多いのですが、今日は気分を変えて青少年自然の家寄りの道を選びます。こちらのほうが雄大なすすきの群生を見ることができます。
午後の光を浴びて、ススキの穂がキラキラ光っています。

お亀池に移動し亀山峠の方を見上げます。一時ススキの植生が悪化しているとニュースで聞きました。地元の人達が曽爾高原のススキを守るために活動をしておられるようです。今日見る限りでは、まだ悪化している状態なのか、最悪期を脱して良化に向かっているのかはわかりませんでした。

お亀池には秋の青空が映り込んでいます。以前はもっと水量が少なかったようですが、季節変動によるものか今回はたっぷりの水を蓄えていました。