門僕神社の獅子舞、丹生川上神社中社の小川祭り

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2024年10月13日撮影
10月になると各地の神社で秋祭りが行われます。見たい祭りがたくさんあるのですが曜日が重なって、まだ見れていないお祭りもたくさんあります。今日は曽爾村門僕神社の獅子舞と宇陀市丹生川上神社中社の小川祭りを見せていただきました。

曽爾村の獅子舞 門僕神社

毎年10月の体育の日の前日の日曜日に門僕神社(かどふさじんじゃ)の例祭執り行われます。神事の後に、村の安泰と五穀豊穣を願って獅子舞(郷土芸能発表会)が奉納されます。

長野、今井、伊賀見の3大字の青年たちが、奉舞、神前舞、悪魔払、参神楽、獅子踊、接ぎ獅子、荒舞の7種類の獅子舞を奉納します。この獅子舞は昭和54年に奈良県無形民俗文化財に指定されています。

たしか演目は獅子踊だったか。天狗やオカメ、ヒョットコなどが登場する舞です。肩車された子どもたちの軽業のような演技が素晴らしかったです。

ダイナミックな接ぎ獅子の演技です。肩の上に乗った獅子が様々な演技を見せる一番華やかな演目です。観客のみなさんが獅子の演技に固唾をのんで注目しています。獅子さんは子どもさんだと思うのですが予想以上に体格が良いので、さて来年以降演技が続けられるのか少し心配になりました。

小川祭り 宇陀市丹生川上神社中社

東吉野村の各大字から威勢の良い掛け声とともに、太鼓台が丹生川上神社に集まります。

お神輿の内部に太鼓が積まれており、太鼓を囲んで子どもさんが4,5人乗って拍子を合わせて太鼓をたたきながら大きな声で掛け声をかけます。

境内には各大字からの太鼓台が集まってきて、競うように境内を練り歩きます。とてもダイナミックで熱気あふれる光景です。

最後には8基の太鼓台が整列し、各大字揃っての太鼓と掛け声の共演です。

お祭りの締めは恒例の餅撒き(もちまき)です。境内いっぱいに集まった人の頭上から大量のお餅がまかれます。境内は太鼓台の練り歩きと変わらないほどの熱気と歓声に包まれました。

ほんと秋晴れ快晴のお祭りびよりで良かったです。がんばっている子どもさんをみると少し涙腺が怪しくなるのは年のせいかなと思う。