斑鳩は秋桜の花盛り〜中宮寺跡から法起寺へ〜
2024年10月31日撮影
今年は花の開花時期が微妙にズレていてよくわかりません。まあ、斑鳩なら大丈夫だろうと推測して中宮寺跡から法起寺へ行ってきました。
過去の投稿(2021/10)→カメラを持って近場の散策〜法起寺、二上山の近く、九品寺の近くのコスモスを撮る〜
中宮寺跡のコスモス畑
中宮寺から400Mほど東に位置するR25から法起寺へ行く道沿いに中宮寺跡史跡公園があります。この場所は中宮寺が創建された場所で、室町時代に現在ある法隆寺の夢殿の近くに移りました。寺跡に塔と金堂の基壇を復元し、礎石を復元し、歴史公園として整備されています。
秋のコスモスの時期には公園いっぱいにコスモスの花が咲くので多くの人が訪れます。密度高く花が咲くちょうどいい時期に来れたようです。
コスモス畑の中には遊歩道があるので秋桜の海の中を歩いているような雰囲気です。背の低い子どもさんは隠れて見えなくなってしまうのではないでしょうか。
頭を沈めてローアングルで遊歩道に覆いかぶさるコスモスを撮りました。コスモスの花の下には蕾がたくさん見えます。まだまだ長い間コスモスを楽しめそうです。
法起寺のコスモス畑
中宮寺跡から北に1Km弱歩くと法起寺に着きます。法起寺周辺の農地を利用してコスモスが栽培されており、法起寺の三重塔を背景に、コスモスを楽しむことができます。
法起寺の三重塔は慶雲3年(706年)頃の完成とされていて、建立年が明らかな日本最古の三重塔として極めて高い価値を有することから国宝に指定されています。日本の木造建築で最古のものは、法隆寺ですが、二番目に古いのはこの法起寺の三重塔なのです。(実は最近まで知りませんでした)
コスモス畑には農道が通っています。農地に入ったり、農作業をされている人のじゃまをしない限り自由に撮影ができます。三脚を立てて本格的に撮る人から、気軽にスマホ撮影まで様々な撮影スタイルで楽しんでおられます。
コスモスの道を和装の女性が歩いていきました。お茶席の帰りでしょうか。
秋の柔らかな日差しに和服がとても調和していました。